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2015年9月8日火曜日

取締役会の評価規準

各取締役からの単なる意見を集計するのではなく、取締役会の評価を行うに当たっては、評価規準との比較することが必要となる。評価の規準としては、全米取締役協会の「Results of the NACD Blue Ribbon Commission on Board Evaluation: Improving Director Effectiveness」には、次のような質問が記載されている。

  • 現状の強みと弱みは何か?
  • 経営執行者、取締役会の各委員会、取締役会全体それぞれの役割を明確にするために何ができるか?
  • 取締役会が経営に口出ししすぎる、または指導監督が少なすぎることを避けるためにどうすればよいか?
  • 取締役は、会社のビジネス、財務、法務について、どの程度詳しくまたは能力経験がある必要があるのか?
  • 会社にはどんなリスクがあり、取締役会はそれをどのように評価し対応すればよいのか?
  • 最適な取締役会の構成・人数、委員会の利用方法、会議の頻度は?取締役への報酬レベルは?
  • 取締役会の活動に必要な資源(予算、人材など)は?
これは、参考にはなるが、少しまとまりがない質問になっていると思われる。


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